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Application Support Centers

日本エアロスペースアプリケーションサポートセンター

ピーピージー・ジャパン株式会社 航空機材料事業部 会社案内


ピーピージー・ジャパン株式会社航空機材料事業部はアメリカ・カリフォルニア州に本拠を置くPPG Aerospace の日本法人です。PPG Aerospaceは航空機用シーラント、塗料、パッケージ機器、航空機用ガラスの世界的メーカーで新規機体、メンテナンス用共に様々な製品を供給しております。日本において2001年1月までピーアールシー・デソート株式会社として営業、以降合併によりピーピージー・ジャパン株式会社ピーアールシー・デソート部門として営業致しておりましたが、2002年10月より航空機材料事業部として新たにスタートを致しました。
(ピーピージー・インダストリーズ本体は、
1883年にアメリカのペンシルバニアで設立)

グローバル戦略

PPG Aerospaceはその製造拠点をアメリカ・イギリス・フランス・イタリアに置き、世界各地に存在するApplication Support Center(ASC) 及びSales Officeを通じて製品を供給しております。Application Support Centerは製品のパッケージ、Just In Timeシステムを通じ、顧客の要求に応じた製品供給と技術協力を行っております。ここから直接顧客への供給、又は最適なロジスティックスを考えたSales Officeを通じた供給がなされます。ASCはお客様に迅速に製品をお届けする在庫管理を行うのみならず様々な付加価値を提供しております。事業の発展に伴い日本において2005年4月よりでシーラントのパッキングを開始し、北米、ヨーロッパ、他アジアパシフィックのASCと同様の機能を有する事となりました。

日本エアロスペースアプリケーションサポートセンター

弊社は当初愛知県半田市のアプリケーションサポートセンターにてシーラントを混合し、冷凍した後に出荷するプリミックスフローズン(PMF)の生産を開始致しました。2005年4月に米ボーイング社より、2006年5月にはミリタリー関連であるNADCAPより承認を受け、ボーイング向け及び防衛関連スペックでのPMF供給が可能になりました。2009年2月には航空機産業の品質標準規格であるAS9100の認定を取得し、エアバス、ボンバルディア、エンブラエル等、世界の民間航空機製造メーカーの規格製品の供給準備が整いました。多様な顧客のパッキング要求に応えるためPMF以外の標準パッキングの拡充、設備の増強の為、愛知県みよし市に新たにアプリケーションサポートセンターを設立し、2014年2月より操業が開始されました。製造の設備・プロセスは常にPPG Aerospaceの世界標準によって管理され、増大する日本での航空機製造の要求を満たす供給能力を有します。

製品案内

航空機用シーラント

この分野では世界で圧倒的なシェアを持ち、日本においてもMRJを含む全ての航空機メーカー・航空会社に供給されています。エアバス、ボーイング等の民間機が使用する新世代シーラントは比重を40%も下げ航空機の軽量化、長航続距離実現に役立っております。ブランド名はPRC、もしくはPro Sealです。

航空機用塗料

エアバス、ボーイング、ボンバルディア、エンブラエル等世界の主要航空機メーカーにおいて最も広く使われている認定品となっています。日本の主要航空機メーカーに対しても軍用・民間機用共供給を行っており、MRJにも認定されています。又、日本を含む世界の航空会社で広く塗り替え、補修用塗料として使用されています。主なブランド名はDeSoto、Deft及びCelomerです。

表面処理ケミカル製品

塗料、シーラント等の剥離剤、又外装・内装両面の研磨剤、表面処理剤を揃える事により航空機製造・整備に必要な全ての化学製品の供給が可能となりました。環境対応型の剥離剤はボーイングや各国の航空会社で主に使用されています。主なブランド名はEldoradoです。

パッケージ機器

自社の航空機用シーラント・塗料をより効率良く使用して頂くため、更に航空機分野の化学製品をパッケージして供給する体制を確立するためにパッケージ機器を自社製造しています。プラスチック製品やディスペンシング機器はエレクトロニクス関連にも広く供給されています。ブランド名はSemcoです。

Chemical Management Service/Chemical Packaging Solutions

航空機に使用される化学製品の主要メーカーであるPPG Aerospaceは自社製品以外の化学製品の在庫管理を行いJITで供給し、必要に応じて最適なサイズへのパッケージングを行っています。日本においても全米の調達網を利用しお客様の求める製品供給を行っています。


航空機用ガラス

PPG Industriesは世界の航空機の操縦席ガラス、窓シーリング材料の供給元であり、補修用・製造用共に大きなシェアを有します。日本の空を飛ぶボーイング、ボンバルディア、エンブラエルの大半の操縦席にはPPGのガラスが使用されており、MRJにも独占的に供給しています。又B787のキャビンウィンドウにはPPGの可視光線透過率可変型のAlteosが使用されています。PPGのブランド名で供給されています。

会社概要 :

沿革:
1990年4月:コートルズによるPRC、DeSoto両社買収成立により当時のコートルズジャパンリミテッドにより同社製品取り扱いを開始。
1993年11月:コートルズジャパン株式会社設立、エアロスペース部門としてPRC-DeSoto International製品取り扱いを強化。
1998年12月:ピーアールシー・デソート株式会社に名称変更。
1999年11月:ピーピージー・ジャパン株式会社子会社となり、同社住所へ移転。
2001年1月:ピーピージー・ジャパン株式会社(設立1980年4月23日)と合併。
2005年4月:アプリケーションサポートセンターを愛知県半田市に設立。ボーイング社認定取得。
2006年5月:NADCAP(National Aerospace Defense Contractors Accreditation Program)認定取得。
2009年2月:AS9100認定取得。
2014年1月:愛知県みよし市下記住所にASC設立、本社機能を移転。
2017年10月:AS9100 Revision D認定取得。


所在地:〒470-0201愛知県みよし市黒笹町小持松1123-1
電話:0561-35-5200 Fax:0561-35-5201
代表取締役(航空機材料事業部長兼務): 須田 敦
資本金:3億5525万円                取引銀行:シティバンクNA東京支店
従業員数(2016年7月現在):41名 (男27名 女14名)
主要取引先:三菱重工業、富士重工業、ミクニ、日本航空、全日本空輸、エー・ディー・ワイ
            日本飛行機、住友精密工業、サンエイテック、藤本油化